ロックンロール列伝Vol.2|偉大なバンド・アーティストの奇跡物語「The Velvet Under Ground」

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The Velvet Under Ground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)とは?

1960年代後期、ニューヨークで結成されたヴェルヴェット・アンダーグラウンドは、活動当時は商業的に大きな成功を収める事はありませんでした。しかしその音楽性が同時代および後のアーティスト達に与えた影響は大きく、ロック史において最重要視されているバンドの1つです。

メンバー

  • ルー・リード(V/G)
  • ジョン・ケイル(B)
  • スターリング・モリソン(G)
  • モーリン・タッカー(D)
  • ニコ(V)1stアルバムのみ参加

(左からケイル、モリソン、リード、タッカー、アンディ・ウォーホル、ニコ)
大学を中退したルー・リードは、ニューヨークでレコード会社専属の作曲家として働いていました。そして1964年現代音楽を学ぶためニューヨークに来ていたジョン・ケイルと出会います。多様的でポップなセンスも持ち合わせていたリードと、前衛的な音楽を追求していたケイル、相反するような2人でしたが音楽に対する思いに意気投合。バンド結成に向けて活動を始めます。

1965年にスターリング・モリソン、アンガス・マクリーズが加わりバンドの形になります。約半年ほどでマクリーズが脱退し、モーリン・タッカーが加入します。この4人で「The Velvet Under Ground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)」としてスタートしました。

当時ニューヨークを拠点に活動していた気鋭のポップアーティスト、アンディ・ウォーホルが、たまたまヴェルヴェット・アンダーグラウンドの演奏を目にすると大いに惹かれ、接触を始めます。そしてウォーホルが企画していた「Exploding Plastic Ivevitable」(これは音楽・ダンス・映像フィルム・照明そして聴衆までも含めた複合的で実験的なアートイベントでした)これにヴェルヴェット・アンダーグラウンドを参加させます。

イベントにおいて高評価を得たこともあり、ウォーホルのプロデュースの元でアルバムを作成することになります。ウォーホルは当時お気に入りの女優兼モデルであるニコをバンドに加えます。これに関してリードとケイルは懸念を示しながらも承諾します。

1stアルバム「THE VELVET UNDERGROUND AND NICO」

1967年、1stアルバム「THE VELVET UNDERGROUND AND NICO」発表。

出典https://www.amazon.co.jp/

ブランドベルベット・アンダーグラウンド

商品名Velvet Underground & Nico

価格¥1,009

2017/02/10時点

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収録曲

  1. Sunday Morning(日曜の朝)
  2. I’m Waiting for the Man(僕は待ち人)
  3. Femme Fatale(宿命の女)
  4. Venus in Furs(毛皮のヴィーナス)
  5. Run Run Run
  6. All Tomorrow’s Parties
  7. Heroin(ヘロイン)
  8. There She Gose Again(もう一度彼女が行くところ)
  9. The Black Angel’s Death Song(黒い天使の死の歌)
  10. European Son

結果としてこのデビューアルバムがヴェルヴェット・アンダーグラウンドの最高傑作として今も伝説的に語り継がれる作品となりました。

リードの多様性に富んだ作詞作曲能力、ドローン音といわれるケイルが得意とした表現方法の美しい融合がみえます。そして忘れてはならないのがモーリン・タッカーのドラムです。アフリカンドラムにも造詣の深い彼女のシンプルで民族的なドラミングがこのバンドのサウンドを決定付けたともいわれます、その波及効果で他の楽器もシンプルになり、リードとケイルの個性もより鮮明に輝きました。

アルバム中4曲、ニコがヴォーカルを執っています。加入当初懸念はされましたが、彼女の深遠な声と稚拙にも感じる歌い方がバンドのサウンドにも調和しています。

ジャケットのデザインはもちろんウォーホルが手がけています、通称「バナナジャケット」とも呼ばれロックアルバムジャケットの傑作としても有名です。

 

2ndアルバム「White Light / White Heat」

1968年、2ndアルバム「White Light/White Heat」発表。

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ブランドベルベット・アンダーグラウンド

商品名White Light/White Heat

価格¥1,330

2017/02/10時点

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収録曲

  1. White Light / White Heat
  2. The Gift
  3. Lady Godiva’s Operation
  4. Here She Comes Now
  5. I Heard Her Call My Name
  6. Sister Ray

次第に関係がギクシャクしてきたウォーホル、ニコと袂を分かち製作したアルバムです。全体的な完成度としては前作には及ばないものの、その暴力性、前衛性はより顕著に現れています。ジョン・ケイルのもつ魅力が爆発していますし、他のメンバーもより主張を強め、ある種のカオスがプラスに働いたような作品になっており、曲数は少ないものの「シスター・レイ」のように17分にも及ぶ超大作もあります。
荒削りなロックの魅力が詰まった秀作ですね。

3rdアルバム「THE VELVET UNDERGROUND」

1969年、3rdアルバム「THE VELVET UNDERGROUND」発表。

出典https://www.amazon.co.jp/

ブランドベルベット・アンダーグラウンド

商品名Velvet Underground

価格¥1,020

2017/02/10時点

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収録曲

  1. Candy Says
  2. What Gose On
  3. Some Kinda Love
  4. Pale Blue Eyes
  5. Jesus
  6. Beginning to See the Light
  7. I’m Set Free
  8. That’s the Story of My Life
  9. The Murder Mystery
  10. After Hours

前作「White Light / White Heat」の制作中にリードとケイルの関係が悪化していきます、結局ケイルは脱退することとなり、新たにダグ・ユールをメンバーに迎えて製作されました。バンドとしてはこの時期が1番安定期になりますが、アルバム自体は当時セールスも低く評価も低いものでした。

しかし現在では、1stアルバムに次ぐ傑作として評価されるようになっています。

4thアルバム「Loaded」

1970年、4thアルバム「Loaded」発表。

出典https://www.amazon.co.jp/

ブランドベルベット・アンダーグラウンド

商品名Loaded

価格¥1,735

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収録曲

  1. Who Loves the Sun
  2. Sweet Jane
  3. Rock&Roll
  4. Cool It Down
  5. New Age
  6. Head Help High
  7. Lonesome Cowboy Bill
  8. I Found a Reason
  9. Train Round the Bend
  10. Oh! Sweet Nuthin’
  11. I’m Sticking with You
  12. Ocean
  13. I LoveYou
  14. Ride into the Sun

前作の低いセールスの影響もありレコード会社との契約が破棄されてしまったヴェルベット・アンダーグラウンドは、新たなレコード会社との契約にこぎつけ、この4枚目のアルバムに着手しました。これまでのイメージとは違い突出した前衛性や実験性はないものの、リードのポップな面が良く表れており、純粋なロックンロールとして楽しいアルバムになっています。

しかしこのアルバムの制作中にリードは精神的に不安定な状態に陥っていきます。製作後のライブツアーの途中で突然の失踪、そのまま脱退となりました。

その後ダグ・ユールがリードに変わりヴォーカルとしてバンドを率いる役割を担い、新たなメンバーを加え活動を続けますが、モリソン、タッカーとオリジナルメンバーが相次いで脱退をします。それでもメンバーを補充し5thアルバム「Squeeze」の発表に漕ぎ付けます。しかしオリジナルメンバー全ていなくなったこのアルバムは既に「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」ではありませんでした。

そして1973年、バンドは正式に解散となりました。

遺したものの偉大さ……

活動していた当時、一般的な評価も大きなセールスもなく時代とともに消えていったバンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」しかし当時いち早く彼らの音楽に注目したのは海を越えたイギリスの「デヴィッド・ボウイ」でした。その頃すでに世界的なスターとして活躍し、大きな影響力を持つボウイの関心は他のアーティスト達にもヴェルヴェット・アンダーグラウンドへの興味を持つきっかけとなりました。

ニューヨークで生まれた「パンクロック」も彼らの存在無くしてはありえなかっただろうと言われています、当然ニューヨークから飛び火しロンドンで大きな衝撃となったパンクムーブメントもそうでしょうし、現在の若いアーティストの中でも影響を受けた存在として「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の名をあげる人も多くいます。

1960年代、混沌としたニューヨークで、まさにアンダーグラウンドで生まれ消えていった彼らがひっそりと遺していった種は、その後世界中で多くの美しい花を咲かせ、その伝説は語り継がれています。

The Velvet Underground    -I’m Waiting for the Man-

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